1家は大工さんだけで建てている訳ではない⁈

家を一軒建てるにはおよそ半年ほどの月日がかかりますが、その間には実に様々な工程があります。一般的な手順としては、整地→基礎工事→木造組立→屋根組立→室内素材組立、設備工事→外装、内装組立となり、それぞれの工程に対して専門の職人さんが関わっています。家を建てる過程で大工さんが関わっているのは木材を加工したり、設計図面に沿って建材を組んでいくなど、家づくりの要である木材に絡む仕事が中心ですが、それは家づくり全体の一部に過ぎません。正確に言うならば、「家は大工さんだけが建てている訳ではない」のです。いくら大工さんが家を建てようと思っても、何もない地面にいきなり建材を使って家を建てることなどできません。その前には整地、基礎工事に携わる職人さんによる仕事があり、土台がきちんと完了してから大工さんの仕事が始まります。また家を建てるためには鉄パイプなどを組み合わせた足場が必要ですが、これを作る職人さんは「鳶(とび)」と言います。大工さんによっては自分で足場を組んで作業を行う場合もありますが、基本的にはそれぞれの持ち場が分かれている、いわば分業体制が取られているのです。

 

2 職人さんには様々なタイプの人がいる

家を建てるための様々な工程には、それぞれ専門性の高い職人さんが関わっています。まず土地を整地し、基礎となる土台を作るための土木業者、基礎工事業者に始まり、鳶、大工、建材屋、サッシ、ガラス屋、塗装業者など家の構造そのものに関わる職人さん、また水道、電気、ガスなどの設備業者など、その数は20~30以上にもなります。大勢の職人さんの中には非常にプロ意識の高い職人さんもいれば、残念ながらそうではない人もいます。自分の専門分野はもちろん、それ以外の分野に対しても勉強熱心で様々な知識を持っている職人さんもいれば、自分の専門以外には関心がなく、むしろ軽視するような姿勢の人もいます。腕がよく勉強熱心な職人さんに巡り合えればその後のメンテナンスなども安心して依頼することができるため、ラッキーと言えるかもしれません。

 

3 まとめ

大工さんの仕事は家づくりで最も注目される職種のため、「家は大工さんが建てている」というイメージが強いのは事実ですが、それだけでは家は完成しません。家づくりにはたくさんの職人さんが関わり、それぞれにプロの技を発揮しながら分業体制で家を作り上げていくのです。

 

4 おさえておきたいポイント

・家を建てる工程には数多くの職人さんが関わっている

・職人さんにはプロ意識の高い人、必ずしもそうでない人、色々なタイプの人がいる

 

【ハウ・ツゥ・ライブの施工例を見る】