1. 建売住宅の方が安いって本当?

建売住宅と注文住宅の相場を比較すると全国的に建売住宅の方が相場が安い傾向が見られます。家の相場は「建売住宅→条件付き土地注文住宅→注文住宅」という順で上がっていきますが、これにはいくつか理由があります。建売住宅は買い手、すなわち実際に住む人が決まっていない前提で建てられるため、ある程度パターンが限られており価格や広さなどにあまり幅がありません。またなるべく多くの人が買いやすい価格帯にするために建物のコストを抑えることもあります。一方の注文住宅は個人の好みに合わせて自由に建てることができるため、中には億単位の建築事例なども含まれています。そうした事例を含めて相場を割り出すため、どうしても注文住宅の相場が高くなる傾向にあるのです。

  1. 土地の価格が相場を大きく左右する

住宅価格の相場を大きく左右しているのは、実は建物ではなく「土地」です。これは地域別のデータを見るとよく分かります。全国的に住宅面積や建設費などは、地域による差異はさほど大きくありません。しかし土地の値段となると、首都圏と近畿地方、東海地方、その他の地方などによって明らかに違いがあります。建売住宅でも注文住宅でも首都圏の方が相場が高い理由には、土地価格の差がそのままマイホーム購入の総額費用の差となっていることが一因なのです。

  1. 土地と建物のどちらに予算をかけるのか

家づくりに際しては土地と建物のどちらに予算をかけるかということが大きなポイントとなります。建売住宅の場合は土地と建物がセットになっているため、それぞれの相場を切り離して考えにくいこともありますが、注文住宅は土地と建物の価格バランスを慎重に考えなければなりません。一つ心に留めておきたいことは、いずれ価値が限りなくゼロになっていく建物に対して、土地の価値は場所によっては変わらない価値を保っていられるという点です。家を建てるとなると建物の事ばかり気になってしまうかもしれませんが、土地の相場も大きな要素であることをしっかり認識しておく必要があります。

4 まとめ

建売住宅と注文住宅の相場を比較すると、建売住宅の方が安い傾向があります。住宅価格の相場を左右しているのは土地の値段ですが、実際には建売住宅の方が立地条件がよい物件も多いものです。しかしそれでも建売の方が安い理由には、注文住宅は価格の幅が広く建物のグレードが高いもの、億単位の建築事例なども含まれている事が理由の一つに挙げられます。

5 おさえておきたいポイント

・住宅価格の相場を左右しているのは土地の値段である

・建売住宅より注文住宅の方が建物の価格に幅がある

 

【ハウ・ツゥ・ライブの施工例を見る】