木造家屋の地震対策 【耐震】と【制震】
こんにちは、【自然素材・木の家】の注文住宅(株)ハウ・ツウ・ライブ江坂店で
勤務しておりますです。
私は、このブログで当社が採用しております各種の建材についてご紹介させて頂いております。
今回は、当社の木造家屋における地震対策について!
今年は亥年なのですが、歴史的に亥年には大きな災害が発生してしまっています。
例えば、
1923年 関東大震災
1959年 超大型の伊勢湾台風
1995年 阪神・淡路大震災(観測史上初めての震度7を記録)
2007年 能登半島地震 さらには新潟県中越沖地震
当社の工法は、伝統的な木造軸組工法にて、建築基準法の最高位である「耐震等級3」
(=建築基準法規定の 1.5倍の強さ)に合格しております。
(*注: moku 及び cote の場合)
さらに、昨年から追加オプションで導入しているのが、大手メーカーS社の【制震ダンパー】です。
地震の揺れに耐える『耐震』と地震のエネルギーを吸収させる『制震』の2つのコンセプトで
対応しております。
当社の奈良本社ショールームには、この制震ダンパーの実物サンプルを展示していますので、
ご来店の際にはぜひご覧下さい。
もともとこの制震ダンパーは、高層ビルや新幹線の衝撃吸収に採用されている実績があります。
写真のダンパーは、木造家屋専用に開発された新たな建材です。
2016年4月に発生した熊本地震では、震度6~7の大型地震が合計7回も連続した異様な
大災害でした。 結果、多くの家屋が倒壊してしまったニュースがまだ記憶に残っています。
ところが、この制震ダンパーを施工したお家が合計6棟あったとのことですが、全て無事に
倒壊を免れたと聞いております。
ご案内です。
来る3月16、17日 奈良県佐紀町で構造見学会を開催させて頂きます。
この建築中のお家には、この制震ダンパーが施工されています。
ちょうど良い機会ですので、お家づくりをご検討の方は、ぜひご来場頂ければと思います。