耐震の基準について
クリスマスが終わって、年末年始の準備に大わらわの時期ですね。
今年もあと4日。年を追うごとに1年が加速してるように感じます。
長男にそんな話をすると、「新しいことをしてないからそう感じる」んだとズバリ言われてしまいました。
・・・確かに。。
子供のころは毎日が初めてのことだらけで過ごして、1日、1週間が長かったような気がします。です。
久しぶりのブログは住宅の耐震についてです。
ここ最近地震が多くて、東北でまた大きな地震がありましたね。
いざという時に地震から家族が守れるように、今お住まいの耐震状況や、これから中古住宅を購入検討する時のヒントにご活用ください。
————————————————–
建物の耐震基準は、建てられた年代で大きく違いがあります。
大きな地震が起こる度に、基準の見直しがなされてきました。
昭和56年を境目として新耐震基準が適用され、震度5強程度の地震ではほとんど損傷しないという従来の規定から、震度6以上の地震に耐えられることが新しい基準となりました。
それ以後、阪神・淡路大震災で大きな被害を受け、平成12年には壁の配置バランスや柱の接合部の強化が追加され、具体的に規定されることになりました。
築年数で簡単にまとめると・・
◇昭和56年以前(築39年以上)
・・・震度5強程度の地震でほとんど損傷しない建物
◇昭和56年以降(築38年以下)
・・・震度6強以上の地震に耐えられる建物
◇平成12年以降(築19年以下)
・・・震度6強から7の地震に耐えられる、壁の配置バランスや構造の接合部を具体的に計算によって規定された建物、地盤調査が義務化
ただ、昭和56年以降に建てられた建物でも84%の建物がその基準に達していないという調査データもあるそうですので一概に安心というわけではなさそうです。
そこで、実際に中古住宅の購入や、今お住まいの住宅の耐震を考える時には、実際に現状の建物の状況を確認して、耐震性を見極めることが大事です。
次の機会に床下の状況確認の方法をご紹介します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【日時】2020年1月11日(土)12日(日)13日(祝)
10:00~16:00 <予約制>
【会場】奈良県磯城郡三宅町
〇ポイント
・生活動線の工夫がわかります
・たくさん洗濯物がでるご家庭におススメです
・薪ストーブのある暮らしをご覧いただけます
※見学会の申し込むフォームがリニューアルしました。
わかりにくいと感じた方はご遠慮なくお問い合わせ下さい。