残念ながら、日本は地震大国ですから、お家の耐震性は気になりますね。

木造住宅の耐震性をしっかりと保つ為のポイントを見て行きましょう。

 

1  耐震等級

耐震性の指標として、建築基準法で定められた【耐震等級】というものがあります。

この等級は3段階で定められています。

●等級1: 建築基準法の規定通りの強さ

●等級2: 建築基準法の 1.25倍の強さ

●等級3: 建築基準法の 1.5倍の強さ

等級1を獲得する為には、「壁量計算」で耐震性をチェックします。

等級2及び3は、「壁量計算」に加えて、「上下階の壁量の比率バランス」

「その地域の地震係数」も含めて検討します。

 

2  基礎

基礎とは、建物を一番下で支える重要な構造体です。

木造住宅の基礎工事では、一般的に「布基礎」と「ベタ基礎」の

2つの工法が普及しています。

 

「布基礎」とは

1階の壁の下だけに鉄筋コンクリートの基礎を施工する工法です。

 

「ベタ基礎」とは

 

面で建物を支える構造ですので、「布基礎」よりも耐震性が優れています。

また、防虫(シロアリ)や地面からの湿気を防止する点でも、「ベタ基礎」

の方が建物の寿命を長くすると言えます。

3  建物の重量

地震エネルギーは、建物の総重量に比例して大きく作用します。

従い、建物自体の重量は軽い方が被害少なく済みます。

例えば、屋根材については、伝統の日本瓦よりも軽量瓦やガルバリュームの方が

耐震性では優れています

 

4  バランスの良い耐震壁

木造住宅の耐震性では最も重要な要素のひとつです。

建物の「重心」と「剛心」の関係で、地震に強い木造住宅かどうかが決定されます。

「重心」とは、建物の重さの中心点です。

「剛心」とは、建物の強さの中心点です。

重心と剛心のポイントが近いほど、耐震性が増します。

逆に、ポイントが離れていると、「ねじれ」の力が働いて、損壊の危険性が発生します。

重心と剛心のポイントを近づける為には、バランス良い耐震壁の配置と間取り設計が重要になります。

 

5  直下率

 

直下率とは、2階の壁の真下に1階の壁がある割合のことを言います。

この直下率が高ければ、2階へかかる地震の水平力は、自然に1階へ伝わり、

地震エネルギーを逃がす効果が期待出来ます。

代表的な例としては、人気ある間取りとして、

1階に壁のない開放感あるリビングとか大きな吹き抜けがあります。

1階に壁がないということは、2階の重みを支える部分が少ないということです。

お好みの間取りと耐震性のバランスを考えたいですね。

 

6  金物

この金物は、木材同士の継手部分の補強や、基礎と木造軸組を強固に繋ぐ重要な役割を担っています。

適した位置に適切な金物を設置することで、木造住宅の耐震性は改善されます。

 

7  耐震・免震・制震

実は地震対策のコンセプトには、大別して3種類に分かれます。

耐震: 伝統的な木造軸組工法で、筋交いを筆頭にさせた強度対策です。

免震: 建物の下に特殊な装置を設置して、地面の揺れを建物に伝えない対策です。

問題点は高コストですが、最新の高層ビルやマンションに施工されています。

制震: 建物の壁に入った地震エネルギーを吸収して揺れを抑える新しい建材です。

比較的低コストで、全ての木造建築に使用出来ます。

 

*熊本地震における制震ダンパー実例:

2016年4月に発生した熊本地震は、震度6~7の大型地震が連続的に合計7回も繰り返された、

観測史上初めての巨大災害でした。

建築基準法の耐震基準を満たした昭和56年以降建築の住宅は、

阪神淡路大震災や東日本大震災でも、ほとんど倒壊被害は起こりませんでした。

しかし、熊本地震においては、連続的な巨大地震のエネルギーに耐え切れず、

倒壊或いは全壊してしまった住宅が数多くでてしまいました。

一方、大手建材メーカーのS社が供給している【制震ダンパー】を施工した木造建築は

すべて倒壊を免れています。

 

8  まとめ

十分なる耐震性を持った木造建築を建てる為には、

信頼できる建設会社を選ぶことはもちろんですが、

設計段階の壁配置適切な施工管理等の建築確認申請では

確認しきれない部分まで考慮する必要があります。

 

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